披露宴の余興として、ムービーを流すことがあります。
面白ムービーや、趣向を凝らしたハイクオリティーのムービーも人気ですよね。
今回は、その中でもプロフィールムービーについてお話します。


プロフィールムービーとは?
見たことのある人も多いと思いますが、生まれてから今までの歩みを写真や動画、文字のテロップで振り返るのがプロフィールムービーです。
新郎新婦共に、生い立ちから進学・就職と当然ながら全く違う環境の中で育ってきたはずです。
結婚までの軌跡を生い立ちや育った環境、そして2人の出会いから今までを振り返るムービーを披露宴で流すことは定番中の定番ですよね。
基本的に写真メインになるので、そこまでクオリティーを求める必要もないかもしれませんが、形にも残る後々の思い出になると考えると、少しでもクオリティーを高くしたいのが人情かもしれませんね。
自分で制作するのもいいですし、結婚会場や専門業者にお願いしたり、制作方法は様々です。
あなたはどんな方法でプロフィールムービーを作りますか?
余興にプロフィールムービーをやる理由
プロフィールムービーは、誰に向けてやるのでしょうか?
披露宴会場にいる全ての人が見るわけですが、主に誰に向けてするのか?となると、
それはズバリ、両親です。
ここが大前提にあるかどうかで全く趣旨が変わってきます。
古くからの友人だけでなく、職場の人や相手側のゲストの方々にも見るだけでどんな生い立ちだったのか知ってもらうことの出来る余興ですが、一番考えなければいけないのは両親に対しての思いやりでしょう。
両親がいなければ生まれていませんし、両親は今まであなたを育ててきた「想い」がありますから、感慨深い物もあるでしょうし誰よりも思い出が深いはずですよね。
プロフィールムービーは両親に向けての親孝行でもある
僕はやらなかったから、ちょっと後悔しています
と言いながら、僕は披露宴でプロフィールムービーをやりませんでした。
だからこそ今こうしてお話しています。
妻とは結婚式・披露宴の準備をしていく中で話したんですが、ムービーを作るまでの準備も大変そうだし、別にやりたいわけでもないしやらなくていいでしょ?ということでお互い意見が一致しました。
写真を集める手間もかかりますし(そもそも写真をあまり撮らなかったので写真がないというのもありました)、構成を考えたりといった制作までのことを考えるととにかくめんどくさそうだったというのが本音です。新郎新婦の方は分かって下さると思うんですが、他にもやることは山積みでしたし…。
僕は授かり婚だったので結婚式までの期間も3ヵ月程度と短く、妻も妊娠中だったのであまり無理をさせられず…。今となっては自分自身が面倒なことから逃げてしまっただけだと感じるんですけどね。
でも、自分自身が親になった今思うのは、絶対にやってあげるべきだったということ。
親の心子知らず。という言葉がありますが、自分たち2人で舞い上がってしまっていて忙しい!ということを理由にお互いの両親のことを考えてあげてなかったなと反省しています。
それまで自分たちが大切に育てた子供のことですから、振り返ってみたくないわけがありません。結婚披露宴というみんなに盛大にお祝いしてもらえる場で、思い出をまた蘇らせたかったに違いありません。
もちろん、お互いの両親はプロフィールムービーが無かったことに関してその時何も言いませんでしたし、今も何も言わないんですが、少し寂しい気持ちにさせてしまったんじゃないかなと思っています。
実は妻も同じように思っているようで、楽しかった結婚披露宴で後悔していることの1つです。
ですから、結婚式のミカタでは後悔のないように結婚式を挙げた先輩として出来るだけアドバイスしたいと思っていますし、やらずに後悔していることに関してはどんどん掘り下げて詳しく書いていこうと思っています。
それが僕の結婚式のミカタをやりたい理由でもありますし、新郎新婦の方に読んでもらいたいことです。