一生の想い出になる結婚式。
その姿や様子はずっと形に残しておきたいですよね。
今回は結婚式や披露宴を控えた新郎新婦の方に、写真にポイントを絞って使い捨てカメラを選ぶ理由についてお送りします。


披露宴の写真はたくさん撮るのが一番!
結婚式でも披露宴でも、ビデオ撮影や写真撮影を会場側にお願いしている方は多いと思います。
僕も最初はそれでいいかな?と考えました。素人が撮る写真ではなくて、一眼レフカメラを使った写真って明るさやピントとかも完璧でしょうし、なによりプロですからね。
でも…結婚式会場側が用意したプロのカメラマンの方が色々動き回ってくれて、色々な角度から写真撮影をしてくれるのは分かるのですが、カメラマンにお願いするだけで充分でしょうか?
そうでもないなと思いました。だって、何枚撮ってくれるのか分かりませんよね。
きっと、もっと色々な写真を撮って欲しかった…と思う可能性が絶対にあるんじゃないかって思います。
そこで僕が、実際に結婚式で使った使い捨てカメラの使用方法をシェアします。
使い捨てカメラは老若男女問わず使える魔法のカメラ
最初、デジタルカメラを用意して会場全体に回してもらおうかなと考えました。
デジタルカメラを招待客に回し合って使うのもいいのですが、どこかで止まってしまうかもしれませんし、それを注意深く見ているわけにもいきません。席を立って撮影して回ることももちろん出来ません。
デジタルカメラを会場に回してもらうと、なんだか時間に押されているような感じがして楽しんで撮ってもらえないかな?と思いましたし、何よりどうやって使ったらいいのか分からない人もいます。
壊したらどうしよう…
高価な物だから触るのがちょっと怖い…
と感じる人もいるかもしれません。
デジタルカメラをいきなり渡されて使い方が分からなかったという経験があるのは僕だけではないでしょうし、披露宴に出席してくれたご年配の方は特にデジタルカメラって使い方が分からないと思います。
そこで、誰もが安価なのが分かっていて手軽に使えて、少々乱暴に扱っても問題ない使い捨てカメラを使ってはどうか?と考えました。
30代以上の方は絶対に使ったことがあると思いますが、使ったことのなさそうな若い世代には逆に新鮮かもしれませんね(笑)。
使い捨てカメラの特徴
とにかく安い
使い方が簡単
少々のことでは壊れない
たくさんの写真が撮れる
使い捨てカメラを各テーブルに1つずつ設置

出典:http://nationtrendz.com/weddings/exciting-silver-winter-wedding-ideas-for-your-great-day.php
使い方ですが、披露宴が始まる前に使い捨てカメラ「写ルンです」を各テーブルに1つずつ置いてもらいました。
招待客の振り分けをする時に同じテーブルに座る人を決めているはずですが、きっと同じテーブルに座る人って気心が知れた間柄ですよね。
気心の知れた相手同志で写真を撮り合ったり、みんなで撮ったりしてもらおう!というわけです。
ウエルカムスピーチの中でカメラのことを招待客のみなさんに伝えました。
テーブルを回ってみなさんの楽しんでおられるお姿を拝見したいのですが、時間の都合もございますので、本日はみなさまのお席にカメラをご用意させていただきました。ご自由にお写真を撮っていただき、大切な思い出にさせていただきたいと思っております。
と、こんな感じでウエルカムスピーチの中で話したことで、カメラの存在も分かってもらえて「自由に撮っていいんだ!」と理解してもらえました。
出来上がった写真はどれもが自然な笑顔で溢れていて、きっとプロのカメラマンの前だとこんな顔してなかっただろうなぁ~という写真がたくさんです。
ちょっと澄まして撮った写真もありましたし、逆にふざけて撮った写真など、気心の知れた仲間と同じテーブルで撮影したからこそ出来た写真だと思っています。
その時の思い出の写真は、アルバム6個分で合計400枚以上あります。
デジタルカメラにはない味のあるフィルム写真で、きっとカメラマンにお願いしただけではこんなにも多くの写真は残らなかったんじゃないかと今でも思っています。
普段のままの招待客の方々の姿と、楽しい思い出を残すのには、使い捨てカメラは安くてとってもおすすめですよ!