もう結婚式場には行ってみましたか?
プランナーと色々な話をしながら挙式のコーディネートを進めて行く際に気になるのが見積もり。
初めてのことですから、見積もりの金額で収まる…なんて思うかもしれませんが、実際に式を挙げた後の請求金額が見積もりを大幅に超えていた…ということがないように、注意したい点をまとめました。
見積もりは最低限の金額なので注意しよう
プランナーの出してくる見積もりは、必要最低限の物しか入っていない場合が多いので注意が必要です。
会場の装飾費用やオプションのランクによって、費用は大きく変わってきます。
数千円の違いならいいのですが、数万円~数十万円の違いが発生するので、見積もりで出来ることをプランナーにはしっかり確認しましょう。
実際の金額が思った以上に膨れ上がってしまった場合、ワンランク上の式場で挙式できたのに…と後悔しないためにも、どんどん質問しましょう。
見積もりと大きく変わってしまう原因は、大きく分けて7つあります。
挙式する日取り | 結婚シーズンの時期によって金額が変わります |
招待するゲストの人数 | ゲストが1人増えたり減ったりするだけで数万円変わってくるので要注意。出来るだけリアルな人数を把握しておきましょう。 |
挙式スタイル | チャペル式なのか、人前式なのか、神前式なのか等によって変わります。 |
挙式での演出 | フラワーシャワー等、やりたい演出が総額でいくらかを把握しましょう。 |
披露宴での演出 | 料理のランクや映像機器の使用料等、項目が多岐に渡るので、見積もりでやりたい事を全てやった場合の総額を知っておきましょう。 |
新郎新婦の衣装 | 何着の衣装を着るのか?等、衣装によって数十万円の違いがあるのでしっかり費用を確認します。 |
記録媒体 | 前撮りにかかる費用、DVD制作にかかる費用等、費用を浮かせることも出来るのでしっかりと確認。 |
以上の内容から、必要最低限の見積もりが出されます。
これは絶対にしたい!という項目が必ずあるはずなので、見積もりにきちんと入っているかは必ず確認してください。
最低限の見積もりをもらうのではなく、やりたいことを詰め込んだらいくらになるのか?を含めた見積もりを出しましょう。
更に、料理はランクによって費用が変わってきます。少しの金額でも、ゲスト全員の人数分が加算されると驚くような金額になりますからゲスト全員に関わるようなことは総額で確認するようにしましょう。
また、式場に出向いてその場で盛り上がってしまうと必要以上の出費になってしまったりもしますから、プランナーへ色々な質問をぶつけてから、一度見積もりをもらって帰って家でじっくり2人で考える。ということもしたいですね。
最低限の見積もりではなくやりたい事を詰め込んだ場合の見積もり金額を出してもらう
金額が分かりやすい式場は、パックプランがある式場
式場によって、ベースとなる費用がなくアイテムや演出ごとに料金を加算していく式場と、最低限の内容がベースになっているパックプランがある式場があります。
ある式場の披露宴パックプランの一例を見てみましょう。
婚礼料理 | ウエディング生ケーキ |
フリードリンク | 披露宴会場設営費・使用料 |
ジョーゼット設営(披露宴会場) | 来賓控室(1室) |
ご両家親族控室(2室) | 親族紹介会場(1室) |
新郎新婦 着付室(1室) | 一般 着付室(1室) |
音響・照明料 | ブライダルコンパニオン |
メインテーブル 高砂装花 | メインテーブル ウエディングケーキ装花 |
メインテーブル キャンドル装花 | ゲストテーブル 装花(卓数分) |
ご両家親族集合写真(2冊) | 招待状(大人出席人数×80%) |
オリジナル芳名帳(1冊) | オリジナル引出物袋 |
ゲスト10名朝食付き宿泊 | 新郎・新婦 朝食付き宿泊(個室露天風呂付きスイートルーム) |
送迎バス(2台)28人・9人乗り×各1台 | 二次会プラン500円割引(3,000円→2,500円) |
二次会プラン新郎新婦参加無料 | ハネムーン3%割引優待券 |
プランのある式場は、このような内容で招待人数によって見積もり金額を出してくれます。
個人的にはアイテムによって料金が加算されていく式場よりも、パックプランのある式場の方が基本的な内容がセットになっている場合が多いので分かりやすい見積もりになると感じます。
上記のパックプランは、宿泊もプランに入っててお得じゃん!と思いがちですが、これも最低限の見積もりなので席礼や席次表など、意外と必要な費用が入っていない点にも注目しなければいけませんね。
このように、分かりやすい見積もりでも意外な落とし穴がオプションには隠れているので、全てのオプションに目を通さなくてはいけないことがお分かりいただけると思います。
必要なオプションに見落としがないか確認しましょう
事前に2人で挙式のイメージを持つことが一番重要
ブライダルフェアなどに出向く前に、一度2人で「どんな挙式スタイルにしたいか?」ということから話し合ってみましょう。
意外と2人の意向が食い違っていたり、実はこんな挙式スタイルに憧れていた。という新発見があるかもしれません。
先ほど書いた通り、挙式スタイルによっても費用は変わってきますから、見積もりを出す前にイメージを固めておくことで正確な見積もりに一歩ずつ近づけることができます。
お互いの両親の意向も聞いておけば、親類のゲストの人数も把握しやすいですし、親が貸衣装をレンタルしたい場合も見積もりに入れておけるのでいいですね。
会場の装飾に関しても、事前にイメージを持っていたり雑誌などで写真を用意しておくだけでも違いますから、しっかりと情報収集しましょう。
プランナ-としても、「何をしていいのか分からないんですが…」という新郎新婦では見積もりを出しにくい部分があります。
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こだわりが明確になっていると、提案もしやすいですし金額の増減が少ない見積もりも出せます。
自分が結婚式をするなんてイメージが湧かない…という場合でイメージが漠然としていたとしても、プランナーと打ち合わせをしていく中でイメージは固まってきますから大丈夫。
何でも相談して、出来るだけ正確な見積もりを出していきましょう。
イメージを固めておくことで正確な見積もりに近づけます