

今回は、結婚式の招待状の返信の仕方(友人編)をまとめています。
気心の知れた友人とはいえ、ただ出席に丸を付けるだけではなく「必ずしなければいけない事」もあるので気を付けましょう。
返信ハガキを書く前に準備をしましょう
まず、黒いボールペンか筆ペンを用意しましょう。
あれば赤いボールペンか筆ペンもあるといいですね。万年筆が一番いい選択ですが、最近は持っている人が少ないのでボールペンか筆ペンがあれば十分です。
必ずインクがたっぷりある物を使いましょう。字がかすれたりすると失礼になりますよ
返信ハガキを見てみましょう。だいたいこのような感じになっていると思います。
基本的には、「ご」「御」「行」の文字を消すと覚えてください。
消し方ですが、いくつか方法があります。二本線で消すやり方と「寿」で消すやり方ですね。
実際に文字を消したサンプルがこちら
二本線で消したバージョンです。とてもシンプルに見えますね!
「出席」を丸で囲む方が丁寧にはなりますが、「どちらか〇でお囲みください」などと明記していなければ気にしなくてよいでしょう。
【喜んで「出席」させていただきます。】のように、文章になるように追記しましょう。何もないと受け取った側も少し寂しい返信ハガキになってしまいますからね。
「結婚おめでとう!」など一言コメントを添えるのも忘れずに。この辺は友人ならではのくだけた言い方が出来るので、肩ひじを張らずにお祝いのコメントを書いてあげましょう。
こちらは二本線ではなく「寿」で消したパターンです。こちらもいいのですが、どうしても文字が重なりすぎていて野暮ったい印象になってしまっていると思います。そんな時は…
このように赤いボールペンか筆ペンを使う事でくどさが消え華やかな印象のある返信ハガキになりますよね。これをもう少し改良したのがこちら。
「寿」は2文字まで使うのがよい、ともされています。3文字も寿が続くと、どうしてもスッキリせずに重たい印象になるという考えから来ています。
確かに、ご欠席の3文字を二本線で消す事でとてもスッキリした印象がありますね。
自分の経験上、実際の返信のされ方はどうなのか?
上記に述べた内容が「返信のマナー」とされているものですが、はたして実際の返信の仕方はどうだったのでしょうか?18枚の返信ハガキが残っていたので、内容を見てみます。
マナーの内容 | 〇 | × |
二本線で消されている | 15 | 3 |
寿で消されている | 3 | 15 |
「出席」付近にコメントがある | 7 | 11 |
一言コメントが添えられている | 15 | 3 |
欠席や御などに線などが引かれていない部分がある | 7 | 11 |


招待状のマナーと言われていることを今回はまとめてみましたが、実際の結果はバラバラとなりました(笑)。線の引き忘れなどが結構目立ちましたね。
しかし、今回見返してみて初めて気付きましたし、出席かどうかが分かればいいので当時の僕はマナーなんてたいして気にしてなかったんだなと感じました(出来ればみなさんは気にしてくださいね)。
それよりも一言コメントをくれている人のコメントが身に染みて嬉しかったのを覚えています。
マナーも大切ですが、それ以上に気持ちが大切なのは間違いありません。マナーに気を取られすぎて気持ちを伝えることが疎かにならないように気を付けましょうね。